目次
ルートマップ

22日目(11/10)
概要
天候 晴れ
コース 西明石→徳島市→阿南市→宍喰温泉
明石海峡大橋
やっぱり明石海峡大橋はすごいな。僕が小中学生のころ、この橋の下あたりでよく釣りをしていた。そのころから、いつかここに夢の架け橋ができると言われていた。でも僕はそんなものできるわけがないと思っていた。しかし、夢の架け橋は夢でなく、こうやって存在している。まさかこんな景観になるとは小さいときの僕には想像できなかった。人間ってすごいなって思う。


鳴門市
阿波国の一宮「大麻彦神社」。ここも主祭神は猿田彦。






大麻彦神社の近くに「鳴門市ドイツ館」がある。
第一次次世界大戦中、日本はドイツと交戦して青島を攻略した。その時のドイツ軍俘虜兵の一部がここに収監された。全国に数か所同じような施設はあったのだが、日本軍は捕虜を降参する卑怯者とする文化があり、多くは侮蔑して接したらしいが、ここの所長は誠意をもってドイツ兵と接し、日独の友好関係を築いたという。
ドイツ兵解放後も一部は日本を気に入りしばらく住んだものまでいて、例えばバームクーヘンなどもこの地でドイツ兵士によって日本にもたらせたものらしい。やはり誠意をもってすれば誠意は通じるものだと感じる。あまり有名ではないが、大塚美術館も鳴門の渦潮もいいが、ぜひ訪れてほしいと感じる施設である。





勝瑞城
阿波細川氏や三好長慶で有名な三好氏の本拠地。その発掘現場に行った。その全容が明らかになるのはまだ先になるかもしれないが、いずれ最初の天下人である三好長慶が大河ドラマ化されるだろうから、そうなると人気が出るスポットかもしれない。






徳島市
徳島城にある歴史博物館に行こうと思ったが、駐車場がいっぱい。なかなか空かないので、腹が減って徳島ラーメンを食べに行くことにした。徳島ラーメン、初めてだったが、なかなかうまい。

蒲生田岬
岬までの道は車がやっと一台通れるくらいの狭い道が続き、アップダウンやカーブが激しい。ここだけでなく、四国の道はこんな道が多い。慣れていないので、運転は大変気をつかう。でも、その先は素晴らしい景観が待っていた。





南阿波サンライン
蒲生田岬から宍喰温泉まで南阿波サンラインをドライブした。天気はいまいちだったが、快適だった。





23日目(11/11)
概要
天候 快晴(朝のうちはうやや雲が多かった)
コース 宍喰温泉→室戸岬→土佐神社→高知城→桂浜→横波ライン・鳴無神社→四万十市
走行距離 267km
運転時間 7時間
室戸岬
前夜に大雨となったが、朝にはやんだ。朝のうちは雲が多くて心配だったが、室戸岬に到着した時には晴天となった。素晴らしい景観だった。








室戸岬から高知までの途中もいい景観だった。



土佐神社
土佐国の一宮。長い参道。七五三でにぎわっていた。



高知城
いわずと知れた高知城。なんの説明もいらないはず。







桂浜
何回か来たことがあるが、こんなにきれいだっただろうか? 美しい砂浜だった。






横波黒潮ライン・鳴無神社
桂浜から鳴無神社までの横波黒塩ラインも良かった。高知の海はいいねぇ。ただ、鳴無神社。土佐の宮島というには遠く及ばない。






24日目(11/12)
概要
天候 快晴
コース 四万十市→足摺岬→竜串海岸→栢島→高茂岬→宇和島
走行距離 249km
運転時間 5時間56分
足摺岬
足摺岬は学生時代に来ただけだったので、約50年ぶりに来た。もう言葉も見つからない。素晴らしいとしか言いようがない。






竜串海岸
よくある海岸だが、よく晴れていてきれいだった。




柏島
この透明度。沖縄の海かと思うくらい。橋の上からイルカがジャンプしているところが見えた。とにかく、ここは素晴らしい。絶対のおすすめである





高茂岬
ここは良いと聞いていたが、メインルートからおおきくはずれるし、あまり乗り気でなかった上に、カーブの多い狭い道が5キロも続いていた。来るんじゃなかったと一時思った。
が、行ってみると。。。なんと素晴らしい!
いろんな岬を見てきたけど、この岬が日本ナンバーワンではないだろうか?
感動しました。







25日目(11/13)
概要
天候 晴れ
コース 宇和島市→佐田半島→佐田岬→三崎港→佐賀関港→佐伯市
走行距離 166km
運転時間 4時間
宇和島城
宇和島城にまたやってきました。現存12天守の一つ。幕末四賢候の一人:伊達宗城に代表されるように、仙台の本家をしのぐレベルの宇和島・伊達家の居城。天守は小さいが城郭は巨大で切岸は高いし、なので防御性は高い。また宇和島港に入港する船から正面に見えるように作られている。素晴らしい名城。






佐田半島
佐田半島の付け根の八幡浜市は、ミカン畑が特徴的な風光明媚な街。港市場で魚を見たが、とにかく安い。八幡浜市民がうらやましい。
半島は道路も整備され快適なドライブができる。細長い半島。展望台に立つと両側に海が見える。







佐田岬
四国の西端の地「佐田岬」に初めてやってきた。駐車場からアップダウンが厳しい遊歩道を30分ほど進むと絶景が広がる。もう最高やね。







三崎港→佐賀関
四国はよかったな。特に高知県の西の方。なかなか行ける場所ではないが、また来てみたい。
佐田岬を後にして、その近くの三崎港より九四フェリーで大分:佐賀関港に渡った。
明日から九州を満喫します。






26日目(11/14)
概要
天候 曇りのち晴れ
コース 佐伯市→延岡市→都城市→鹿屋市
走行距離 253km
運転時間 4時間45分
佐伯城跡
江戸時代 佐伯藩の毛利氏の居城。ちなみに佐伯は「さいき」と読む。




西郷隆盛宿陣資料館
西南戦争で政府軍と薩摩軍の最後の決戦「和田越の決戦」で敗れた西郷は瓊瓊杵尊の陵墓であるこの地に入る。ここで薩摩軍は解散し、この後は西郷たちは決死の鹿児島への撤退戦を行うことになる。どういう気持ちで、この地を後にしたのか。。。
この西郷隆盛宿陣跡資料館は、西郷を助けた方のご子孫が守っていらっしゃる。入館無料だが、協力金を支払っておこう。



都城歴史博物館
島津家発祥の地といわれる都城の歴史館。島津の歴史を知ることができて、とても勉強になった。




鹿屋航空史料館
知覧の平和祈念館には以前行ったことはあったが、鹿屋の方は初めて来た。
特攻兵士の手紙を見るとたまらない気持ちになる。今の平和は、彼らのおかげなのだと改めて思った。





27日目(11/15)
概要
天候 雨のち曇り 雨も小雨って感じ。
コース 鹿屋市→大隅半島の滝→佐多岬→枚聞神社→砂むし温泉→鹿児島喜入
走行距離 173km
運転時間 3時間35分
大隅半島の滝
以前、大隅半島の観光パンフレットを見て、いつかは神川大滝には行ってみたいと思っていた。やっと来ることができた。想像以上に迫力があってすごい。


かなり前だが、大河ドラマ「西郷どん」のオープニングのテーマ曲のバックできれいな滝が映されていた。それがきっかけで、この雄川の滝が一躍有名になった。私も来てみたが、今日は上流のダムから放流があり、滝つぼには近づけなかった。また、滝つぼの色もエメラルドグリーンではなく泥色をしていた。残念。




佐多岬
念願の佐多岬にやってきた。景観としては、平均的な感じだが、とにかく最南端ですから。何も言うことはないです。感動!



根占港から山川港へ
大隅半島を後にして、薩摩半島の南端近くにある山川港までフェリーで渡った。時間ギリギリだったので、間に合うか心配しながら運転した(ややスピードオーバーだったかも)。
なんとか、フェリーには間に合って、また曇り空ながらもフェリーからの景色が良くて50分の短い船旅を楽しむことができた。



山川港近くの道の駅でランチ。刺身定食。めちゃくちゃうまかった。感激。
道の駅でさつま揚げと鰹節をつい買ってしまった。お店の人と話をしていると買ってしまいますね。どちらもめちゃ旨い。

近くに有名な西大山駅がある。ついでに寄ってみた。



枚聞神社
薩摩には一の宮が二つある。そういうのは珍しくないが、薩摩は二つとも行こうと思って、この神社にも寄ってみました。今日は七五三なのに誰もおらず静かな神社でした。良きかな。


指宿 砂むし温泉
砂かけ婆とか言われている。揶揄されているのか、リスペクトされているのかわからないが、砂むし温泉にまた来ました。温まったことは言うまでもありません。
まだ、体はぽかぽかでビールがうまい!


28日目(11/16)
概要
天候 終日小雨 ふったりやんだり 晴れ間なし
コース 鹿児島→知覧→枕崎→坊津→吹上→鹿児島神社→薩摩川内
走行距離 260km
運転時間 5時間40分
知覧市
知覧特攻平和会館には以前行ったことがあるが、もう一度行ってみた。やはり、身が引き締まる感じがする。



100名城の一つ知覧城。時間がなく、登山口で我慢した。


南さつま市
あの伊能忠敬が絶景として驚嘆した番所鼻公園。確かにいい景勝ではあったが、あいにくの天気であったこともあったためか、あの伊能忠敬が絶賛したというほどでもないような。でも、天気が良ければそうなのかな?





釜蓋神社というのがある。神社に置いている釜の蓋を頭にのせて鳥居から歩いてお参りすると念願がかなうとか。
僕もやってみた。これで僕も健康でいられるかな?


枕崎市
薩摩白波の明治蔵にいった。焼酎の新酒ができていたので購入した。宿での晩酌として、お湯割りで飲んでいこう!



おさかなセンターで「ぶえん鰹丼」を食べた。これは東京で食べる鰹とは違う。枕崎の戻り鰹! もう最高である。



坊津・鑑真記念館
以前から一度は行ってみたいと思っていた「かつての貿易港:坊津」に初めて行った。そこまでの道は峠越えのめちゃ狭くカーブが多く、やっとの思いでたどり着いた。
今は風光明媚な漁港というイメージ。
鑑真もやっとの思いでこの地に上陸した。鑑真記念館では鑑真の偉大さを勉強することができた。



鹿児島神社
鹿児島神社は、薩摩ではなく、大隅国の一宮。





成果と反省
- 四国の海は良かった。まさにワインディングロード! 天気も良く最高!
- 時に栢島はすごかった。あの透明度。イルカがあんなところに普通いるか?
- 睡眠時間を9時間以上確保し、朝から野菜を大量に摂取しているので体調は良い。ただ、夜は肉に魚にアルコール。アルコール量が増えて、それに伴い体重も急騰中だが、まあ仕方がない。
次週の予定
- 薩摩から九州を北上し、西九州を攻めていく。
- 九州に入ってから天気が良くない。晴れ男パワーに疲れが見えるが、巻き返す!