目次
ルートマップ

8日目 (10/27)
概要
天候 曇り時々晴れ やや寒い
コース 広尾町→襟裳町→浦河町→新冠町→苫小牧市
走行距離 275km
走行時間 4時間18分
襟裳岬
襟裳岬は2回目。今回、到着した時は少し雲が多かったが、しばらくすると太陽が顔を見せてくれた。晴れ男の神髄なり!








新冠・サラブレッド銀座
競馬が好きなわけでないが、サラブレットは美しい。新冠はサラブレットのふるさと。







二風谷・アイヌ文化博物館
アイヌの歴史を勉強したかったが、あまりそれについての解説はなかった。シャクシャインについて知りたかったが。。
シャクシャインの砦が近くにあるはずだが、場所が分からず行くことができなかった。残念。



9日目 (10/28)
概要
天候 晴れ時々曇り 風が強く寒かった
コース 苫小牧市→室蘭市→長万部町→江差町→北斗市(新函館北斗)
走行距離 341km
運転時間 6時間10分
室蘭市・地球岬
二度目の地球岬。天気は良かったが、岬の先に太陽があって、逆光でうまく撮影できなかった。が、実際にその場に立つと確かに地球を感じる。(語源はEarthではなく、アイヌ語らしいが)








長万部
長万部といえば、有名駅弁の「かにめし」。その直売所が長万部駅近くにあるので、買い求めた。やっぱり美味しい!




江刺・開陽丸
念願の江刺にようやく来ることができた。歴史好き仲間のみんなは、とっくに行っていて、自慢されていた。嘆きの松。土方歳三の思いが伝わってくる。
確かにその松がある場所からは、沈没していく様子がよく見えていただろうと思う。今日も波が激しかった。




長万部から江刺までの途中にある乙部町の道の駅からの景色。素晴らしかった。




10日目 (10/29)
概要
天候 快晴! 見事な秋晴れでした。 体調も絶好調!
コース 函館→大間→下北半島→青森
とうとう北海道を去ることになった。めちゃくちゃ楽しかった。また来ます。
走行距離 193㎞
運転時間 4時間2分
青函津軽フェリー
北海道に行くのに飛行機を使ってレンタカーというのも効率的でコストも安いのでいいことはいいが、フェリーもいいですね。北海道の景色を名残惜しんでみることができる。コストや効率を追求するだけでなく、老後は自分にとって価値のあるものを優先したいものです。






大間崎
大間崎に着たのは4度目になるが、今日が最高に天気が良かった。かつて人気店だったかもめ食堂は一時閉店していたが、最近復活したと聞いた。最初はあけみちゃん号に行こうと思っていたが、予定変更。かもめに入った。三食丼。旨くないわけがない。






恐山
恐山は2度目。古の人は、この地を黄泉の世界と思ったのも無理はない。今回も、時間の関係で温泉には入らなかった。友人の話では、誰も入らないのでここの温泉がお勧めらしい。




11日目 (10/30)
概要
天候 晴れ時々曇り 朝はやや寒かったが、日中は暖かかった。
コース 青森→津軽半島→五所川原
走行距離 158km
運転時間 3時間25分
西田酒造
青森の銘酒:田酒の酒蔵。まだ開店前なので、写真だけ撮らせてもらった。この場所であの銘酒が作られている。昨日のニュースによると仕込みが始まったとのこと。来年、新酒を飲みたい。

外ヶ浜
天気予報の通り、この時間は雲が多かった。海の向こうは下北半島。
ここのペンションはイカハンバーグが有名。もう20年くらい前だったか、仙台で単身赴任時代、休日にレンタカーでここまで来てたべたことがある。イカメンチのハンバーグですよ。美味しいに決まっている。でも、今日はまだ朝が早いので食することはできません。




高野崎
高野崎に来たのは3度目。これまでの2回は大雨だったり、雲が多かった。天気予報では曇りだったので今日もダメかとあきらめていたが、高野崎に到着する数分前に急に雲が少なくなって、太陽の日差しが出てきた。到着したら、めちゃくちゃいい天気。やっぱり晴れ男!




青函トンネル入口広場
青函トンネルの本州側入り口が広場になっていて通過する新幹線がみられるという。
ただ、「トンネルの入口」というのは少し縁起が悪い。トンネルの出口と思いたい。
10:11 はやぶさ1号 新函館北斗行






10:19 はやぶさ18号 東京行き





義経寺
竜飛崎の手前の三厩という土地に義経寺がある。なぜ、衣川で戦死したはずの義経の寺がここにあるのか? よく語られていることだが、義経は衣川で死んでおらず、北に逃げ北海道に渡った後、大陸に渡って成吉思汗になったという伝説がある。この伝説によると義経はここまで逃げてきて、ここから天をかける馬に乗って北海道に渡ったというのだ。
確かに義経の首が鎌倉に届いたとき、夏だったため腐敗が進み、誰もそれが義経の首であると認められなかったというのは事実らしい。そこから、判官びいきの庶民によりそのような伝説が生まれたと言われる。




竜飛崎
高野崎を出るとまた雲が多くなっていて、水墨画のような津軽海峡を撮るぞと思っていたが、竜飛崎につく頃にまた晴れ間が出てきた。急にいい天気に。
相変わらず竜飛崎は美しい。北海道がはっきりと見えて、とても近く感じられた。







竜泊ライン
津軽半島を一周する国道339号。その中でも竜飛崎から小泊までの区間は豪快なワインディングロードで本当に眺望が良い。日本で最高の道の一つと思う。今日は天気も良く、最高のドライビングとなった。感動!





十三湖・十三湊
かつてこの地は、十三湊(とさ みなと)という交易港として繁栄した。古くは平安時代は安東氏が支配し、その後鎌倉時代や室町時代には安藤氏が戦国大名として勢力を伸ばしていた。中国やアイヌ、日本海の各湊と貿易を行い、とてつもなく富んでいたが、南部氏から侵攻され滅亡した。力を失ったきっかけは、大津波があって町が壊滅的に破壊されたことだといわれる。
十三湖の中島ブリッジパークに博物館があって、そこで勉強した。
で、面白いものをみた。博物館に発掘時のビデオがあったのだが、今テレビで引っ張りだこの奈良女子大の千田さん、彼が若いころ(多分20代?)は佐倉市の歴史民俗博物館の研究者だったらしく、十三湊の発掘に参加していたみたいでインタビューで解説していた。
今のお調子者の感じではなく、若くりりしくまじめな研究者の印象だった。ちょっと笑っちゃいました。




亀ヶ岡遺跡
特徴的な土偶が発掘されたことで有名な亀ヶ岡遺跡の発掘跡に行ってみた。
縄文時代、こういう場所で多くの人が生活し、高い文化があったと思うとロマンを感じる。ここから見る山の形は、縄文時代もあまり変わっていないのかと思う。彼らもこの山を見ていたのだ。



12日目 (10/31)
概要
天候 晴れ 暖かい
コース 五所川原市→弘前市→岩木山→深浦町→能代市
走行距離 202km
運転時間 3時間35分
鶴の舞橋
予定にはなかったが、体調もいいし、朝早く宿を出たので久しぶりに鶴の舞橋に行ってみた。
ところがである!
橋修復工事中で、今は中に入れないとのことだった。何ということ!
これまで順調に旅は進んでいたのに初めてのトラブル。
でも、気落ちせず、舞橋の雄姿をカメラに収めた。




三浦酒造
あの豊盃を世に出している弘前市の三浦酒造に行ってみた。住宅街の真ん中っていう感じ。販売所は朝8:30から空いていた。多く陳列されている中、早くも新酒の純米大吟醸を買い求めた。誰のお土産にしようかと思案していたが、決まらないので今夜の宿で自分が飲むことに決意した。



岩木山神社
津軽国の一宮 岩木山神社に行った。御朱印をいただいたが、一の宮とは書かれていない。北門鎮護と書かれている。なぜだろうか?




津軽岩木スカイライン
以前から一度来てみたいと思っていた。が、麓を走っているときから晴れているのに山頂付近だけ厚い雲に包まれているので、上にあがって果たして景観は望めるのだろうか?と不安に思いつつスカイラインを登って行った。
が、8合目の駐車場はやはり白い雲の中。何も見えないので真っ白な風景を撮ろうとしたが、急に雲が晴れてきて青空も見えるようになった。明瞭ではないが日本海も見えた。




千畳敷
よくある景観だが、千畳敷についた。晴れているのできれいである。
ランチタイムだったのでここで、海鮮丼を食べた。ネタが多く、めちゃ旨かった。
うに丼で有名なお店なので、その季節にもう一度来てみたい。



黄金崎・不老不死温泉
温泉好きなら知らない人はいない有名な不老不死温泉に初めて来た。来る前は海の近くに露天風呂があるだけでなんでそんなに人気なの?って思っていたが、やはり来てみるものである。
人も少なかったので、最高だった。


13日目 (11/1)
概要
天候 晴れのち雲り
コース 能代→秋田→酒田
走行距離 238km
運転時間 5時間29分
寒風山
久しぶりに朝一番に寒風山に行った。あいにく、朝靄が強くて明瞭でないが、相変わらず何という絶景であろうか?




秋田市久保田城
今まで二度来たことがあるが、最初は到着時間が遅く閉館だったし、二回目は休館で日ということで、隅櫓には一度も入ったことがなかった。今回、3回目の正直でやっと入城することができた。


新政酒造
新政シックスなど首都圏でも人気の新政酒造に行ってみた。ここであの新政が作られているのだ。建物に近づくと日本酒のいい香りが漂っている。ただ、直販所など酒蔵の方と会話する機会はなかった。


齋彌酒造(雪の茅舎)
あの銘酒「雪の茅舎」の酒蔵は、由利本荘市の住宅街の中にある。隣に直販所があるのでそこでお土産用の日本酒を買い求めた。見事な秋田美人の店員に対応してもらった。




飛良泉本舗
にかほ市の飛良泉。海の近くに酒蔵がある。風情のある歴史を感じる佇まいの酒蔵だ。
お店の方もいろいろ教えてくれた。日本で3番目に古い蔵があるとのことだ。直販所の中にも蔵があった。おかみさんのお人柄がそのまま日本酒のうまみに溶け込んでいるように感じた。おかみさんもお嬢さんも秋田美人!
酒蔵の女性はどうして美人が多いのだろう。肌つやが全然違う。





鳥海山
鳥海山は美しい山である。麓の奈曽の白滝も8合目に行くのも2回目。あいにくの曇り空だったが、やっぱり鳥海山はすごい!
奈曽の白滝


8合目からの景色






鳥海山大物忌神社
鳥海山の麓というか、海のすぐそばにこの神社はある。出羽国の一の宮である。運悪く、神社の入口が工事中で車を中に入れることができず困った。近くのスーパーの駐車場に停めさせてもらった。もちろん、参拝後にドリンクを購入した。


東北銘醸 蔵探訪館
時間が少しあったので、予定を前倒しして初孫で有名な東北銘醸に行った。資料館もあり、初孫のいろんな銘柄が陳列されていた。魔斬をお土産用に買ったが、自分用にここでしか購入できない銘柄と首都圏には流通していないひやおろしを買った。飲むのが楽しみである。




職場の皆さんから退職祝いでいただいた2升5合の日本酒も資料館においていた。貴重なものを選んでいただいてありがたいと改めて思った。


14日目 (11/2)
概要
天候 雨 時折、大雨のため視界が悪く、運転しにくかった。
コース 酒田→鶴岡→村上→川口
走行距離 505km
運転時間 8時間3分
酒田市・山居倉庫
宿泊したホテルのすぐ近くに有名な山居倉庫があったので、一度行ったことはあったが、運転前の散歩として寄ってみた。酒田湊は北前廻船の中心となる大規模港湾都市だった。この湊を取り仕切った取り仕切った本間家は大名をしのぐ財力だった。山居倉庫はその名残であろうか。






鶴岡市・出羽の雪資料館
鶴岡城址にある荘内神社。祭神は徳川四天王の酒井忠次。






銘酒「出羽の雪」の資料館に行った。いろいろ解説があって、知識の整理になった。銚子と徳利の違いは知っていますか?


村上市 大洋盛
前半戦、最後の訪問地である村上市の酒蔵:大洋盛の和水蔵にお邪魔した。ちょっとした資料館になっていた。お話を伺うと村上市の酒屋限定の日本酒があって「紫雲」という銘柄があるという。近くの酒屋によろうと思ったが、大雨になって場所がわからず断念した。また、村上には来てみたい。瀬波温泉に行くのも良いかな。





成果と反省
- 今週に入って、立ち寄り場所を少し減らして、運転時間を短くしたこと、21時から5時まで爆睡したこと、体の疲れはなくなってきた。また、ランチ後にお昼寝を取り入れたことで、運転中の睡魔もなく、安全運転に徹することができた。後半戦も同じようにしていきたい。
- 紅葉前線に合わして南下していったので、とにかく紅葉が見事だった。快適なドライブとなった。
- 晴れ男パワーは炸裂中だが、少し自慢しすぎかな?
- 朝食でしっかりと野菜を食べたので体調がよかったのかもしれない。ホテルでは朝食ビュッフェを利用するほうが良い。朝食をコンビニおにぎりなどで済ますのはコスト面は優位だが、体のことを思うと朝食は野菜中心にしっかりとっていこうと思う。
- 走り回ったので、愛車がかわいそうに汚れてしまった。途中、コイン洗車場に洗車した。今後は、最低でも一週間に一回くらいは洗車して、愛車に気持ちよく走ってもらいたいと思う。
- 長時間運転で一番疲れるのは目ではないかと思う。疲れ目の目薬をこまめにさしていきたい。
次週の予定
次週はいったん自宅に帰って、4日間ほど休養するとともに以下のことを行い、後半戦を再開し、西に向かってドライブしていく。
- 後半戦のコースの見直し
- 持ち物リストの見直し(少し無駄なものが多かった)
- オイル交換とタイヤの点検
- 洗車
- 体調の完全復活(定期通院も含め)